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「犬塚」と「猫塚」(1)

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大切に飼っていた犬や猫が亡くなったとき、埋葬する習慣は古代からあったようです。

日本でも各地に、「犬塚」や「猫塚」が存在します。

 

まず「犬塚」から。

「犬塚」には、伝説上のものと、実在の犬を弔ったものがあります。

 

伝説上のものとしては、聖徳太子の「雪丸塚」が有名です。

 

雪丸は聖徳太子の愛犬で、人の言葉を理解し、お経を読むこともできたとされます。

『日本書紀』によると、7世紀はじめ頃、聖徳太子は旅の途上で飢えた人に出会い、助けようとしたものの亡くなったので、その亡骸を埋葬しました。ところが数日すると、遺体が消えてなくなっていました。

 

亡くなったのは実は達磨大師の化身であり、その後、埋葬された地に達磨寺というお寺が開かれました。

 

雪丸は、この達磨寺の本堂下にある達磨廟を守るため、本堂東北の鬼門に埋葬してほしいという遺言を残して亡くなり、石像がつくられたといわれています。

 

現在、雪丸像は本堂の南西に祀られており、また王寺町のマスコットキャラクター・雪丸は、この像からヒントを得て誕生したそうです。

※現在の雪丸の石像

(達磨寺ホームページ:http://www.darumaji.jp/temple.html)

※王寺町の公式マスコットキャラクター・雪丸

(王寺観光協会ホームページ:http://home.oji-kanko.kokosil.net/ja/yukimaru)

 

なお、伝説上の犬塚としては他にも、弘法大師空海が唐から連れて帰ったとされる「空海義犬塚」が香川県善通寺市と徳島県阿波市にあります。

 

また、浄土真宗中興の祖とされる蓮如上人が、毒入りの食事で暗殺されそうになったのを救ったという「蓮如の義犬塚」が滋賀県大津市にあります。

 

 

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