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「韓国」のペット事情

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ペットを愛する人は日本だけでなく世界中にいます。このシリーズでは各国におけるペット事情を取り上げています。今回は韓国です。

 

日本のお隣、韓国は国土の広さがほぼ10万平方キロメートルと日本の約4分の1(朝鮮半島全体の約45%)、人口は約5156 万人(2023年)と日本の約半分で、人口密度はかなり高いといえます。

そして、1人当たり名目GDPIMF調べ)は2023年時点で35563米ドル。日本(33899米ドル)を上回り、世界有数の経済大国となっています。

 

ペット市場も成長を続けており、2020年末時点で604万世帯(全世帯の29.7%)1448万人がペットを飼っているそうです。

種類別でみると、犬が586万匹(80.7%)、猫が211万匹(25.7%)と圧倒的に犬派が多く、その他観賞魚、ハムスター、鳥、ウサギが続きます。

ちなみに、現在の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は6匹、前の文在寅(ムン・ジェイン)前大統領も3匹を飼うなど愛犬家として知られています。

 

 

韓国におけるペットの種類別飼育率

https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2022/5e2ef9be677ac34c.html

 

 

韓国にはまた、「珍島犬(ちんとうけん)」という天然記念物に指定された中型犬がおり、韓国では「チンドケ」「チンドッケ」などと発音されます。

「珍島」とは朝鮮半島南西部にある島で、珍島犬の名はこの島に由来します。

見た目や性格は日本の柴犬と似ているといわれます。

※https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8F%8D%E5%B3%B6%E7%8A%AC#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Korean_Jindo_Dog.jpg

 

 

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