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柴犬物語(3)縄文犬と弥生犬

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日本には古来「日本犬」と呼ばれる固有のワンちゃんたちがいます。国の天然記念物にも7種が昭和初期に指定され、いまも6種(柴犬、紀州犬、四国犬、北海道犬、甲斐犬、秋田犬)が全国各地で飼われています。

このうち最も多いのが「柴犬」(しばいぬ、しばけん)です。日本犬、そして柴犬の先祖をたどっていくと縄文犬と弥生犬にまで遡ります。

 

 

縄文犬は日本列島に古来、生息していた犬種であり、弥生犬と共に、日本犬の祖先と考えられています。

 

縄文犬の骨は縄文早期から晩期にかけて関東を中心に全国で出土しています。全体的に頑丈な体格をしており、主に狩猟用に飼われていたようです。

 

ちなみに千葉県船橋市では、市内の藤原観音堂貝塚から発掘された縄文時代後期の犬骨から縄文犬の復元が試みられ、「飛丸」と名付けられ飛ノ台史跡公園博物館に展示されています。

 

「飛丸」は体高40㎝から42㎝の小型犬で立ち耳、巻き尾といった柴犬に似た特徴を備えています。

いまの柴犬と比べると、額から鼻の額段部分が平坦で、少し目がつりあがりキツネ顔に見えます。体毛の色までは分からないそうですが、展示では系統的に古い黒毛として復元されています。

 

https://www.city.funabashi.lg.jp/kids/facilities/p000245.html

 

縄文犬がどうやって生まれたか、どこから来たのかですが、以前はニホンオオカミやエゾオオカミが家畜化されたのではないかという説もありましたが、いまでは否定されています。

 

有力な説のひとつは、額段の少ない形態的特徴から南方の東南アジアを起源とし、南方系の縄文人に連れられて日本列島にやってきたのではないかというものです。

 

もうひとつの説は、縄文犬と中国・朝鮮半島の古代犬が似ているところから、大陸からやってきたのではないかというものです。DNA分析からはこちらの説のほうが支持されているそうです。

 

さらに弥生時代になると、稲作農耕にともなって大陸からブタやニワトリなど家畜が導入され、それとともに弥生犬がやってきました。

弥生犬は縄文犬と同じ小型犬ですが、額段や頬骨弓の形が違い、ユーラシア大陸の新石器時代の遺跡から出土する犬と共通の特徴を持っているとされます。

 

ただ、日本列島では愛知県の朝日遺跡から出土した犬の骨には両者の中間的な形のものがあり、縄文犬と弥生犬が同時に飼育されていたか、あるいはそもそも縄文犬は大陸から来たのではなく縄文犬の形が変化したとする説もあるようです。

 

いずれにしろ縄文犬と弥生犬がその後日本各地に広がっていき、いまの日本犬となったことは間違いありません。

 

 

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