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猫と文学(7) ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』

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人間と猫は数千年前からの長い付き合いです。そのため、文学や絵画、音楽など猫をテーマとした様々な作品が生み出されてきました。

猫をテーマにした文学作品を取り上げるシリーズ。

今回は、『不思議の国のアリス』(岩波少年文庫)とそこに登場するチェシャー・ネコです。

https://www.iwanami.co.jp/book/b269522.html

 

『不思議の国のアリス』は、イギリスの数学者チャールズ・ドジソンが、ルイス・キャロルの筆名で書いた児童小説で、1865年に出版されました。主人公のアリスは、友人の娘の名前にちなんだものだそうです。

 

物語は、幼い少女アリスが白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込み、人間の言葉を話す動物や動くトランプなどと出会い、冒険するという内容です。

 

この物語のなかに登場するのが、チェシャー・ネコです。

チェシャー・ネコは、耳から耳まで届きそうな大口でいつもにやにや笑いをし、人の言葉を話し、自分の身体を自由に消したり出現させたりできます。

 

最初の登場するのは第6章「豚とコショウ」で、アリスは森の中にある小さな家を見つけて入ってみました。そこには赤ん坊を抱いた無愛想な公爵夫人とやたらとコショウを使う料理人、それにチェシャー・ネコがいたのです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B7%E3%83%A3%E7%8C%AB

 

その後、アリスが森の中を歩いていると木の上にチェシャー・ネコが現われ、アリスに道を教えたあと、尻尾の方からゆっくりと消えていきました。最後は、にやにや笑いだけが残って、しばらく枝の上に浮かんでいました。

これを見たアリスは、にやにやしないネコなら何度も見たことがあるけど、ネコのない笑いなんてみたことがない、と思うのでした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B7%E3%83%A3%E7%8C%AB

 

チェシャ―・ネコはさらに第8章「女王さまのクロケーの会」でも、空中に頭だけを出して現われ、女王さまや王さまを小ばかにして、消えていくのでした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B7%E3%83%A3%E7%8C%AB

 

なお、チェシャー・ネコの品種については、その特徴からブリティッシュショートヘアではないかと言われているそうです。

 

 

 

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