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日本におけるペットたちの「いま」(2)

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日本ではいまや15歳以下の子どもよりペットたちのほうが多く、大切な家族の一員となっています。

202112月に一般社団法人ペットフード協会が発表した「令和3年全国犬猫飼育実態調査」のデータから見えてくるペットたちの「いま」を紹介します。

今回はワンちゃん、ネコちゃんの種類別の頭数推計です。

 

ワンちゃんはトイ・プードルがトップ、柴犬も人気急上昇中

犬を種類別にみると、2021年で最も飼われているのはトイ・プードル(推計109000頭)です。

次いで柴犬(推計9万3800頭)、第3位がチワワ(8万6000頭)、そしてミニチュア・ダックスフンド(69600頭)という4犬種がいわば四天王といえます。

過去を振り返ると、2017年にトップだったのはミニチュア・ダックスフンドですが、この4年で大きく減っているのが目立ちます。チワワも人気は低下傾向。

逆に大きく伸びているのが柴犬で、20代での人気が高くなっています。来年はトップに立つのかどうか、興味がわきます。

図表 犬の種類別頭数推計(トップ4)

 (千頭) 青:トイプードル  グレー:チワワ オレンジ:芝犬  黄色:ミニチュアダックスフンド

※一般社団法人ペットフード協会資料を加工

https://petfood.or.jp/data/chart2021/3.pdf

 

 

ネコちゃんは雑種(和猫)が7割以上、純血種ではアメショーがトップ

猫の飼育頭数は雑種(和猫)が断然多く、推計で6736000頭、全体の75%を占めます。

なお、75%というのは個人のアンケート集計ベースであり、飼育頭数の推計とはベースが異なります。

 

純血種については、アメリカンショートヘアー(331000頭)、スコティッシュフォールド(286000頭)、マンチカン(206000頭)の3種類が他を引き離しています。

マンチカンは特に30代の人に人気が高く、今後も増えそうな勢いです。

 

図表 猫の種類別頭数推計(純血種トップ3)

(千頭)青:アメリカンショートヘアー オレンジ:スコティッシュフォールド

グレー:マンチカン

※一般社団法人ペットフード協会資料を加工

https://petfood.or.jp/data/chart2021/3.pdf

 

 

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