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ペットの名前のトレンド(4)30年で犬の名前はどう変化してきたのか?

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愛するペットにこだわりの名前を付けるのは当たり前。ただ、ペットの名前にはトレンドがあります。

今回は、ここ30年ほどで犬の名前がどのように変化してきたのかを見てみます。

 

このシリーズの第1回目で、ペット保険のアニコム損害保険が発表した直近の犬の名前ランキングを紹介しました。

これに加えて、『どうぶつ命名案内』(石田戢著、社会評論社、2009年)も参考にしながら、犬の名前の人気ランキングの変化を

 

1992年以前

19932008

2020

 

の順に、見てみます。

 

なお、「1992年以前」と「19932008年」の人気ランキングは『どうぶつ命名案内』によります。このランキングは、著者の石田氏が協力を依頼した関東と関西の開業獣医師などから集めたデータ(犬26632頭)に基づき、生年で分類したものです。

2020年」は、アニコム損害保険のペット保険に新規加入した0歳の犬、約124千頭を対象に実施した「犬の名前ランキング2020」によります。

これを見ると、次のようなポイントが指摘できます。

 

第一に、「1992年以前」「19932008年」「2020年」の3区分に共通して登場するのは、モモとハナ、そして同じ系統といえるタロー(タロウ、コタロウ)の3つのみです。

1992年以前」と「19932008年」には半分ほど共通した名前が登場しますが、「2020年」になると大幅に入れ替わっています。

具体的には、「1992年以前」には、コロ(1位)、チビ(2位)、タロー(3位)、ジョン(4)、など「これぞ犬の名前」と言えるような、伝統的な名前が上位にずらりと並んでいます。

これは197080年代頃から続いたもので、大半はオスの名前です。

ところが、これらの名前は「19932008年」になると大幅に順位を下げ、「2020年」になると姿を消してしまっています。

逆に、1992年以前にほぼ完全に見られないのは、チョコ、マロン、プリン、リン、ミルク、ソラといった食べ物や自然を使った名前です。

 

第二に、「19932008年」には、モモ(1位)、ハナ(2位)、サクラ(3位)、ラン(13位)といった植物系の名前が上位を独占しています。

これら植物系の名前は以前からメスに多く使われていましたが、『どうぶつ命名案内』によると1996年頃から特に多くなり、2000年頃にピークを迎えます。

その理由のひとつは、メスは比較的、特定の名前に集中する傾向があるのに対し、オスの名前が多様化していることです。

 

第三に、「19932008年」から「2020年」にかけて目立つのが、先ほど触れたチョコ、マロン、クッキー、プリンなど食べ物系の名前の台頭です。モカも食べ物系に入れていいかもしれません。食べ物を命名するときにはオス・メスの区別があまりありません。

その理由として考えられるのが、小型犬種を飼う人が増えたことです。小走りに歩く姿や体毛の色合いなどから、こうした名前が増えているのでしょう。

なお、2000年代からはムギ、コムギといった自然系も増えていますが、これも体毛の色合いが影響しているのでしょう。

 

第四に、犬は種類が多様でかつ純血化しており、犬種による名前の傾向もはっきりしています。

いまも触れたように、ミニチュア・ダックスフントではチョコ、モモ、マロンなどが多いといわれます。

あるいは、柴犬ではコロ、リュウ、タロウ、リキ、ゴンタなど和名が多いそうです。

 

犬の名前の変化の裏には、ペットとして人気のある犬種の変化や飼い主の意識の変化があるようです。

 

次回は、猫の名前の変化を探ってみます。

 

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