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和猫のはなし(1)「和猫」とはいったいどんなネコ?

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和猫(わねこ)とは、「日本猫」とも呼ばれる日本特有の猫です。しかし、長い間、日本人にとっては“あたり前”の猫であったため、逆に多くの“なぞ”に包まれているところがあります。

今回から「和猫」について様々な角度から取り上げてみます。

 

そもそも、「和猫」「日本猫」とはどんなネコなのでしょうか。

 

一般には、「日本特有の猫種」とか「日本で最も飼われている猫」「普段よく目にする猫」といわれますが、なんだか分かったようで分からない感じがします。

 

和猫について、はじめてまとまった定義をしたのは、明治生まれの動物研究者である平岩米吉氏だとされます。

平岩氏が1971年に発表した日本猫の特徴をベースに、現在、次のような点が和猫の「標準型」とされています。

 

  • 体型は中型で、四肢がしっかりしていて太く、雄雌がはっきりしている
  • 毛は短くて柔らかく、白、黒やブチ、三毛などがある
  • 顔は丸みを帯びており、鼻筋が通っていて、口は短く突き出ていない
  • 額は広く、耳は丸みを帯びている
  • 尻尾は短いものが目立つが、カギ状に曲がっていたり、長いものもある

 

このうち特に、尻尾の短いものが和猫の大きな特徴として、江戸時代から日本を訪れた外国人に注目されており、海外では和猫といえば尻尾の短い猫というイメージが早くから定着していました。

また、毛色についてもブチや三毛などが和猫らしい特徴として知られています。

 

こうした和猫の特徴はおそらく、日本の風土において、日本人と触れ合うなかで培われ、定着したものだと思われます。

例えば、日本では屋外で放し飼いにすることが一般的であり、豊かな自然の中で暮らすことが多かったため、中型で四肢ががっしりした体型になったのではないでしょうか。

 

顔が丸く、額が広いところや、耳が丸みを帯びているのは、人間と親しく接してきた影響かもしれません。

ロシアでの20世紀後半の研究では、人に懐くキツネを何代にもわたって繁殖させると、顔が丸く、額が広く、耳が垂れてきたという報告があります。

 

短い尻尾(短尾)については、劣性遺伝によるものとされており、自然に増えたわけではないようです。

江戸中期まで絵に描かれる猫は長い尾ばかりだったものが、18世紀末の江戸後期になると、浮世絵に現れる猫の7割が短尾の猫になったといいます。

短尾の猫が増えたのは短尾の猫が好まれるようになったからで、短尾の猫同士を積極的に交配させたからではないかという説があります。

 

なお、日本には明治以降、海外から猫が持ち込まれるようになり、特に第二次世界大戦後はシャムやアメリカンショートヘアなどの洋猫が大量に輸入され、和猫との交配が急速に進みました。

そのため現在では、純血の和猫はほとんどいないといわれます。

 

「和猫」は日本人の身近にいながら、それとは気づかれずにきた動物種だといえるでしょう。

 

 

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